株を始めたばかりのころは、「何時から何時まで売買できるのか」「いくらあれば1銘柄買えるのか」が、意外とあいまいなままになりがちです。この記事では、東京証券取引所(東証)を運営する日本取引所グループ(JPX)が公表している説明をもとに、取引時間と売買単位の基本を整理します。
本記事は情報提供を目的としたもので、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。最終的な投資判断はご自身でお願いします。
先に結論
- 東証の売買は、午前(前場)と午後(後場)の2回に分かれています。
- 売買が行われる時間は、午前が9時から11時30分まで、午後が12時30分から15時30分までです。
- 内国株の売買単位は100株です。2018年10月1日に、100株へ統一されました。
- 土日・祝日・年末年始などは休業日で、取引は行われません。
取引時間の時間割
JPXの説明によると、売買立会(取引所で売買が行われる時間)は、午前立会(通称、前場[ぜんば])と午後立会(通称、後場[ごば])に分けられています。
| 区分 | 売買が行われる時間 | 注文を受け付ける時間 |
|---|---|---|
| 午前立会(前場) | 9:00〜11:30 | 8:00〜11:30 |
| 午後立会(後場) | 12:30〜15:30 | 12:05〜15:30 |
表のとおり、注文の受け付けは売買の開始より前に始まります。午前立会は8時から、午後立会は12時5分から、注文を受け付けています(出典:JPX「売買立会時(立会時間)」)。
前場が終わる11時30分から、後場が始まる12時30分までは、売買が行われない時間です。この間は、この記事での整理として「昼休み」と考えるとわかりやすくなります。
なお、取引時間は過去に見直されてきました。JPXのページには「取引時間・休業日の変遷」の項目があります。昔の資料や古い解説記事を読むときは、時間が今と違う可能性があるので、日付を確かめてください。
休業日
JPXは、次の日を休業日とし、取引は行われないとしています。
- 土曜日
- 日曜日
- 国民の祝日および休日
- 1月1日から1月3日まで
- 12月31日
年末年始は、12月31日から1月3日までが休みです。この時期に売買の予定がある人は、カレンダーで前後の営業日を確認しておくと安心です。
売買単位は100株
売買単位とは、一度に売買するときの最小の株数の単位です。JPXの説明は次のとおりです。
- 東証での売買は、各上場会社が定款で定めた「単元株式数」を単位として行われます。
- 内国株では、100株単位で取引されています。
- 東証は、個人投資家を含めて分かりやすく利便性の高い市場を目指して、売買単位を100株に統一する取り組みを進めてきました。
- 上場会社の理解と協力を得て、2018年10月1日をもって内国株の売買単位を100株へ統一しました。
(出典:JPX「売買単位」)
つまり、以前は銘柄ごとに1株、10株、1,000株などと単位がばらばらでしたが、いまは内国株なら100株が基本です。
100株を買うのに必要な金額の目安
売買単位が100株なので、最低限必要な金額は「株価 × 100株」です。次の数字は、私たちが計算した例で、実在の銘柄とは関係ありません。
| 株価 | 100株の金額 |
|---|---|
| 500円 | 50,000円 |
| 1,000円 | 100,000円 |
| 3,000円 | 300,000円 |
手数料などは含んでいません。株価が高い銘柄ほど、最初に必要な資金も大きくなります。
覚えておきたいこと
- 取引時間は、前場(9:00〜11:30)と後場(12:30〜15:30)です。昼の1時間は売買が行われません。
- 注文は、売買が始まる前から受け付けています。ただし、ここに載せた時間は東証の売買立会の時間です。実際に注文を出せる時間は、お使いの証券会社によって異なることがあります。
- 売買単位は100株です。最初に必要な金額は「株価 × 100株」で見積もります。
- 取引のルールや時間は変更されることがあります。売買の前には、JPXや証券会社の最新の案内を確認してください。
- 1日の値動きの幅には上限があります。くわしくはストップ高・ストップ安とは?制限値幅の仕組みと値幅の早見表で整理しています。
